【まとめ】サイエンス・インカレを取り巻くあれこれ

サイエンス・インカレ(以降、”インカレ”)は知る人ぞ知る感があるイベントです。

年に1回、2日間のみ行われる、かつ参加人数が多いために、インカレ当日に取り巻くあれかれ情報を共有するのは難しい気がしています。
このような理由でファイナリスト同士が交流しきれなかったり、インカレに興味がある企業様がインカレおよびファイナリストの研究内容について知る機会に恵まれない、ということは非常にもったいないことです。

というわけで、インカレそのもの、またインカレに関するイベントについてのを独自にまとめていきます!
協力を検討してくださる企業様へのメッセージは、3. 企業の皆様へに記載しております。

 

1. サイエンス・インカレとはどんなイベントですか?

インカレ事務局によると、

「全国の学部生等に、自由な発想に基づく自主研究を発表する場を設けることにより、その能力・研究意欲を高めるとともに、課題設定能力、課題探究能力、プレゼンテーション能力等を備えた創造性豊かな科学技術人材を育成することを目的とした大会です。」

e382a4e383b3e382abe383ac.png

①いつ行われますか?

毎年3月第1週目の土曜日日曜日、2日間にわたり行われます。

②どのような人が見に行けますか?

どんな方でも見学できます!ファイナリスト以外に、高校生、大学生、一般の方、などなど幅広い方が見学されています。

③応募できる研究にはどんな分野がありますか?

年によって異なることもありますが、2019年に行われた第8回では、数物化学系・工学系・生物系・情報系・文理融合系の5分野があります。
そのため、文系の方も応募することが可能です!

④サイエンス・インカレファイナリストは誰のことを指しますか?

第5回サイエンスインカレでの発表。

11月頃から行われる書面1次審査を通過し、インカレへの出場が決まった学生のことです。

 

⑤サイエンス・インカレアンバサダーはどのような方ですか?サイエンス・インカレアンバサダー2019

サイエンス・インカレ出場経験があるOBOGで、インカレ前日からの設備運営から当日の発表アドバイス、サイエンス・インカレアンバサダー賞受賞者の決定などを行います。インカレ当日、アンバサダーブースでは将来のファイナリストからの相談にも乗らせていただいています。

アンバサダーは皆この後記載するSINAPSに所属しており、インカレ以外の時でも日々コミュニケーションを取っています。そんな仲間たちが一堂に会する絶好の機会、それがまさにサイエンス・インカレ当日。ただのお仕事だけではない、強固な研究者ネットワークとなっています。ファイナリストの皆さんの中で興味がある方はぜひお声がけください☺

⑥サイエンス・インカレコンソーシアムとはどのような方ですか?DSC00049-2.jpg

サイエンス・インカレをサポートしてくださる企業様です。

インカレにおいては企業賞を用意してくださります。

 

 

 

2. SINAPS(シナプス)はどういう団体ですか?e382b7e3838ae38397e382b9.png

Super Interactive Network of Academic and Personal Studyの略で、
研究をしたい/している/してきた学生(小学生未満から院生まで幅広く)/社会人たちに交流の場を提供し、自主研究を応援する団体です。

①活動拠点はどこですか?

関東関西東北中部山陰九州計6つの支部があります。

②どのような方が参加できますか?

研究好きな方から研究指導が好きな方、若手研究者とディスカッションしたい方、どのような方も歓迎しています。

シナプス2

③SINAPSに参加することのメリットにはどのようなものがありますか?

インカレのファイナリスト経験者、受賞者とディスカッションできるほか、インカレ応募に向けたサポートも受けることができます。

また、SINAPSには様々な分野の研究者がいますので、研究について困っていることがある場合は頼れる人がたくさんいます。特に、SINAPSに入っているアンバサダーには研究に関するディスカッションが尽きない・後輩への手厚いサポートが大好きな方が多いです。

④ジャンボリーとは何ですか?

年にたった2日間しか行われないインカレでは時間が足りなかった交流やディスカッションをやろうではないか!ということで、各支部で行っているMeet Up型の研究発表会です。
インカレと違い、ジャンボリーは各支部で年に数回行われることが多いです。
そのため、日程が合うときにだけ参加することも可能です。
会場実施のため、オンラインよりも具体的な研究ディスカッションを行うことができます。

ジャンボリーでのディスカッションから新たな研究テーマが生まれ、その研究がインカレでの受賞につながったこともあります。
シナプスジャンボリー.jpg

⑤SINAPSだけではなくジャンボリーに参加することにどんな意味がありますか?

インカレ同様、口頭発表やポスター発表を行い研究について議論をしたりアドバイスをもらうことができます(希望した場合です)。また、インカレ受賞者の発表をオフラインで聞いたり、研究仲間を増やすことができます。コンソーシアム企業の方や社会人になった元ファイナリストともSINAPS、ネットワークを作ることができるのも魅力の1つです。

 

3. 企業の皆様へ

「サイエンス・インカレ」を応援したい・将来にはばたく科学技術人材を応援したいという企業・団体の連合体として「サイエンス・インカレ・コンソーシアム」が立ち上がりました。

大学生の研究なんてたかが知れている、分野だって理系だけでしょ、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし実際は、文系の学生にも門戸は開かれています。研究内容は、数学物理化学系、工学系、生物系、文理融合系があり、第8回インカレで研究テーマ例としては以下があります。

「」内は研究タイトルを、研究概要は要旨集から引用しています。 

・「アクションゲームの裏技を発見する自己学習手法~スーパーマリオブラザーズを題材として~」(口頭)
―無限1UPと呼ばれる、特定の位置で特定の敵を踏みつける操作を行うことで得点を増やし続けるという裏技をニューロエボリューションによって発見するエージェントを作成。

・「なぜヒトはハンドスピナーにはまるのか?」(ポスター)
―ハンドスピナーになぜはなるのかを、アルコールや薬物などの中毒行動の脳活動と比較して神経科学的に検討。 

・「Tensoflowを用いた写真タイトル自動生成手法~AIとの合作を目指して~」(ポスター)
―オープンソースの人工知能を活用し、入力した写真にふさわしいタイトルを出力する生成器を作成、その精度を明らかにした。

・「ARを用いた新感覚ダンス養成アプリ」(ポスター)
―スマートフォンを用いて「動作の学習の効率化」を目的とした「ARを用いた新感覚ダンス養成アプリ」を開発。

こういった研究の他にも、自主性や独創性に溢れた研究者が集まっているのがSINAPSです。
このような研究活動に興味を持っていただけましたら、ぜひ一度お近くの支部のジャンボリーにお越しください。

SINAPSではともに自主研究を応援してくださる協力してくださる企業様を募集しています。
「SINAPSページ内に企業情報を載せたい!」などご希望ありましたら、
infoあっとsinaps.or.jp

“あっと”を@にご変更ください
までご連絡ください。私に直接ご連絡いただくことも大歓迎です!(お問い合わせはこちら

インカレやSINAPSを通じて、ともに自主研究を活性化できることを楽しみにしております!

【まとめ】サイエンス・インカレを取り巻くあれこれ」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: 【SC参加報告】AX(アドバイザー/審査員体験)を考えてみた | Meri Nakamura

  2. ピンバック: 好きな研究は自主研究でしかできないのか? | Meri Nakamura

コメントは受け付けていません。